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@ -0,0 +1,153 @@
SystemLogReader
2008.11.20 任天堂株式会社 開発技術部
<概要>
 本ツールは、本体内蔵メモリに格納しているシステムのエラーログをSDカードに取り
出すものです。
 本ツールは、何らかの不具合によってシステムメニューが起動しない状態になった場
合でもエラーログを取り出すことができます。但し、下記の場合には、エラーログを取
り出すことが出来ません。
 ・CPUやメインメモリなど、プログラムの動作にに必須のHWが破損している場合。
・NANDのファイルシステム破損している場合。
 ・エラーログファイルが破損している場合。
 なお、エラーログは、PC上のテキストエディタで確認することができます。
<構成>
memory_launcher_writer-FINALROM.prod.gcd SystemLogReadrファイル
<用意するもの>
・磁石正常な本体の動作中にXボタン付近の所定位置に配置すると、スリープがかかる
 位の磁力があるもの)
・DSフラッシュカード
・IS-NITRO-DEBUGGER
<使い方>
1.プログラムの書き込み
 
  IS-NITRO-DEBUGGERを起動して、「読み込み」コマンドの「BIN」を開き、
   「読み込み後にリセットを行う」
   「読み込み後に両方のプロセッサを実行する」
  のチェックを外します。
※IS-TWL-DEBUGGERでは書き込みを行うことができません。
 
  memory_launcher_writer-FINALROM.prod.gcdファイルをエミュレーションメモリの
  アドレス0x00000000に読み込みます。
 
  DSフラッシュカードをIS-NITRO-DEBUGGERのカードスロットに挿入します。
  TWLフラッシュカードへの書き込みはまだサポートされていません。
 
  「ツール」「DSフラッシュカード」を選択し、書き込みサイズを「ユーザー指定」
  で16MBitに指定して書き込みを行います。
2.起動
 
  でSystemLogReaderを書き込んだDSフラッシュカードを本体のカードスロットに
  挿入します。また、SDカードを本体のSDカードスロットに挿入します。
 
  磁石を本体Xボタン付近の正常な本体の場合にスリープがかかる位置に配置し、
  「SELECTボタンSTARTボタンXボタン」
  を押しながら電源投入します。
 
  "NAND FIRM WRITER"を経由して"System Log Writer"が起動し、SDカードにエラーロ
  グファイルを出力して停止します。
  ※起動したプログラム上でエラーログを確認することはできません。
3.出力ファイル
 「本体シリアルナンバー.log」の形式でSDカードのルートに本体から取り出したエラ
ーログファイルが作成されます。
 なお、本体内蔵メモリの本体シリアルNo.を格納しているファイルが破損していた場合
は、本体に関係なく「.log」というファイル名となります。
4.エラーログの内容
 エラーログは、下記のようなフォーマットで最大64個まで格納されています。
 日付、時刻は本体のRTCの値となるため、エラーが発生した実時間とは一致しない可能
性があります。
|-----------------------------------------------------------------|
|  #FFT 日付[曜日] 時刻 |
|  title: エラーが発生したプログラムのイニシャルコード |
|  エラー内容の詳細 |
|-----------------------------------------------------------------|
 なお、エラーログは、システムメニューが不正なプログラムを起動しようとした際や
無線通信に失敗した際にもログを残すようになっていますので、全てのログが不具合解
析に有用であるとは限りません。
 下記にサービスセンターで有用と思われるエラーログの例を挙げます。
 ・無線モジュール不具合
  #FFT 00-01-29[SAT] 00:02:07
  title: HNAJ
  menuRedIplManager.cpp [l.466] WLFIRM 2 (00030015484e424a)
 ・カメラモジュール不具合(下記以外の"CAMERA **"含む)
  #FFT 00-01-01[SAT] 00:12:08
  title: HNAJ
  menuCameraManager.cpp [l.369] CAMERA INIT 8
 ・NAND劣化不具合
  #FFT 00-01-29[SAT] 00:02:07
  title: HNAJ
  menuSystem.cpp [l.709] RED FATAL 0000000000000002 (BT 00030015484e424a)
err:FATAL_ERROR_NAND
 ・本体内蔵メモリのHWーマル情報破損
  #FFT 00-01-01[SAT] 00:12:08
  title: HNAJ
  menuSystem.cpp [l.709] RED FATAL 0000000000000004 (BT 00030015484e424a)
  err:FATAL_ERROR_HWINFO_NORMAL
 ・本体内蔵メモリのHWセキュア情報破損
  #FFT 00-01-01[SAT] 00:12:08
  title: HNAJ
  menuSystem.cpp [l.709] RED FATAL 0000000000000008 (BT 00030015484e424a)
  err:FATAL_ERROR_HWINFO_SECURE
 ・本体内蔵メモリの本体設定データ破損
  #FFT 00-01-01[SAT] 00:12:08
  title: HNAJ
  menuSystem.cpp [l.709] RED FATAL 0000000000000010 (BT 00030015484e424a)
  err:FATAL_ERROR_TWLSETTINGS
 ・本体内蔵メモリの無線ファームファイル破損
  #FFT 00-01-01[SAT] 00:12:08
  title: HNAJ
  menuSystem.cpp [l.709] RED FATAL 0000000000000040 (BT 00030015484e424a)
  err:FATAL_ERROR_WLANFIRM_AUTH
 ・本体内蔵メモリの共有フォントファイル破損
  #FFT 00-01-03[MON] 17:56:18
  title: HNBJ
  stgSystem.cpp [l.704]
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更新履歴
2008.11.20 初版発行